アカウント保護のために
こんにちは。
プログレスワンの小林です。
今日はスマホをご利用されている皆様に重要なお知らせです。
最近Googleやmicrosoftから注意喚起が流れています。
それは「パスキー認証のお願い」というもの。
皆さんはアカウント(GoogleやAppleID、Microsoftなど)にログインする際にパスワードを入力してログインしていますか?
パスワードだけですと悪意のある人がパスワード生成という機能を使うと仮に一致してしまった場合にアカウントが乗っ取られる可能性があります。
「今は2段階認証しているから大丈夫」
と思った方、それも危ないんです。
2段階認証はアカウントに登録した携帯番号(SMS)やメールアドレス宛に6桁前後のキーが届きそれを入力することでログインできるというものです。
現在この2段階認証で「セッションハイジャック」や「キャプチャ機能」というもので突破されてしまうケースが多くなっているそうです。
パスキーを設定しよう
そこで「パスキー」のお願いです。
パスキーにはパスワードという概念はありません。
パスキーとは主に生体認証のことを言います。
パスキーはローカル(スマホ)に保存されるセキュリティですので本人意外は認証できず現在はいちばん安心なセキュリティと言えます。
パスワードや2段階認証ではインフォスティーラー(情報を盗む人)によってキーを盗まれ自身で再ログインができなくなってしまいます。
最近SBI証券、野村証券、楽天証券などのユーザーが証券口座を乗っ取られたというニュースがありました。
証券口座をお持ちの方は主に2段階認証を推奨されITリテラシーも高くセキュリティ対策をしていた上で乗っ取られてしまいました。
現在各証券会社ではパスキーや2段階認証に追加認証といった多重セキュリティをかけ利用するよう
ユーザーに促しています。
やり方がわからないという方はご連絡いただくか以下のYoutube動画をご参考に設定してみてください。
私がPC系の情報など収集する際によく見るチャンネルです。
動画クオリティが高いので飽きずに見られます。
このチャンネルで得られる情報はかなり有益なものですので色々と見ていただくとスマホやPCのセキュリティについて重要なことを学ぶことができます。
安心してスマホを利用するために
スマホに関してはiPhoneとAndoroidがありますが、共通してマルウェアにかかってしまう3つのパターンを紹介しておきます。
①アプリから感染
悪意のあるマルウェアの感染予防するためには公式のインストーラーアプリからにしましょう。
iPhoneはAppstoreからPlaystoreからですね。
iPhoneは元々ブラウザからはアプリのインストールができませんが、Androidはブラウザからインストールできてしまいます。
ブラウザからインストールできてしまうということは、「悪意あるプログラム」が入っていても自己責任でインストールするということになります。
Playstoreに入っているアプリはGoogleの審査を受けて世に出てきている訳で安心ということになります。
が、Androidのアプリはチープなアプリにはよく広告が表示されます。
この広告をクリックすると不安を煽るようなポップアップが出てきて他のアプリインストールを促されるケースもあります。
これはアプリをインストールするとデベロッパ(開発者)にお金が入るシステムになっているため、次から次へと不要なアプリをインストールしていってしまうようプログラムされているためです。
不要な広告には手を出さない、ブラウザからはアプリのインストールをしない
ことが重要です。
②ブラウザから感染
ブラウザにも広告がでてきます。
PCのブラウザを見ていても広告が出てきますが、この広告がサポート詐欺につながっていることがあります。
サポート詐欺は相談無料と言いつつ口座登録を勧められ毎月5千円〜1万円課金させられるというものやPlaystoreなどで使えるカードを購入させ入金させるようなものもあります。
①でお伝えしたように広告にマルウェアが潜んでいる場合が多く、必要のない広告には「触れない」のがいちばんの対策と考えています。
③SMSからフィッシング詐欺
最後にいちばん注意していただきたいのがこれです。
SMSやメールでドコモやauなどを語り偽サイトに誘導してアカウント情報を盗む(フィッシング詐欺)行為です。
特に最近は偽サイトの精度が高く本物かどうか見極めが難しいものが多いです。
その時はサイトのURLをチェックしてください。
実際にURLが怪しいとおもったら先には進まずに自分からその本物のサイトにアクセスする方が正確な判断ができます。
あとSMS自体が怪しいと思ったら家族に相談しましょう。
デジタル化が進むと進歩した分新しい犯罪が増える
これはスマホが大きく普及し出した2013年ごろから特殊詐欺が多くなってきたように、急にデジタル化が進むとデジタルリテラシーが低い人をターゲットに新しいデジタル犯罪や詐欺が多くなります。
今後も技術進歩は止まらないと思いますが、それについていけるよう私たちもデジタルに強くなる必要があります。
スマホの窓口では皆様のスマホやPCの快適なデジタルライフを応援しています。
何かご不安ごとがありましたらお気軽にトークにご連絡をお願いします。
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